69回お見合いした私が70回目で結婚できた方法

結婚を決意→挫折しまくり→70回目のお見合いで結婚の経緯です

お見合い写真を用意する

こんにちは、さと子です。

 

お見合いをするためには、スナップ写真なるものを提出せねばならないらしい。

しかも顔面アップのものと全身のもの。

 

……え???

 

この顔面と縦にも横にもデカい身体を全国に公開する???

公開処刑では???????

 

私「あの……どうしても写真必要ですか?」

 

思わず聞いてしまいました。

 

仲人さん「絶対いやならいいですけど、お見合いできる確率は下がりますよ」

 

そりゃそうだ。

他の皆様が顔を出しているのに、私だけ出していなかったら、

「よっぽどの事情があるのか」

「そんなにひどい顔なのか」

「自意識過剰なのか」

「そんな人めんどくさそう」

「そもそも顔がわからない人間に会うのいやだ」

と思われるに決まっている。

 

写真、撮るか……。

しかし、スナップ写真ってなんぞや???

 

スナップ写真とは、被写体(つまり私)を自然な形や雰囲気の中で撮影した写真、だそうです。

ほう……つまり、誰かに撮ってもらわないといけない。

自撮りという手も考えたのですが(そして実際にやってみましたが)、ブレたりうまいこと顔や身体が入らなかったりで、うまくいきませんでした。

 

さて、誰に頼もう。

数少ない友人にお願いするのは気がひける。そもそも婚活するっていうのを暴露したくない(数年後、あっさり暴露するのですが)

会社の人にお願いすれば、光の速さで「あいつ婚活してるってよ笑」と広まるのは確実。そしてからかわれる!!!会社に行けなくなる!!!

 

となれば、親にお願いするしかない。

 

ということで、実家に戻り、父にお願いしました。(母は機械オンチ)

私「すみません。デジカメか何かで写真撮って下さい」

父「え、なんで?」

私「お見合いするんで」

父「は!?お見合い!?お前が???その顔で???(大笑)」

 

……大丈夫大丈夫、この反応、予想通りです涙

 

めちゃくちゃ笑われた後、近所の緑豊かな公園で写真を撮って貰えました。

 

父「こんなんでいいか笑」

私「いいよ(なんでも)」

 

この写真、思い返せばひどいものでした。

バカにされながら撮ったので、表情は苦笑い。目は半開き。

角度も何も気にせず撮影されたので、身体のデカさや足の短さが強調されており、

おまけに背景が鮮やかすぎて、どちらが被写体かわかりません。

 

でも、これ以上からかわれるのがちょっとつらくて、

「これでいい」と言ってしまったのでした。

 

この時点で既に自暴自棄気味。

こんな心情で撮られた写真を提出した時点で、既に負けは決まっていたのかもしれません。