69回お見合いした私が70回目で結婚できた方法

結婚を決意→挫折しまくり→70回目のお見合いで結婚の経緯です

【準備】見た目の次は話しやすい人になろう!

こんにちは、さと子です。

長らくサボっていてすみません。寒さに負けました…。

 

あけましておめでとうございます!

今年度中にお見合い体験は書き終えるのが目標です!

 

では前回の続きから。

 

まずはお見合い2回目の反省点。以下になります。

 

①初対面の相手の印象を口にしない、顔に出さない。

ふと思ってしまっても「◯◯に見えるけどいい人かも」とプラスの印象に変換する。

 

②お見合い中は目の前のお相手に集中する。

 

③会話はお相手の方が話しやすいように、なるべく頑張る。

 

③なるべく頑張るって、何を頑張ったらいいの……???

「話しやすい」と思える人になるには?

 

A.明るい

B.いつも笑顔

C.やさしい、受け入れてくれる雰囲気

D.話題の提供

E.相手を肯定する言葉や態度

 

でした。

A〜Cについては、前記事に書いたので、そちらをご覧下さい。

kekkondekinai69.hatenablog.com

 

D.話題の提供

E.相手を肯定する言葉や態度

 

これですね。

難しいですが、ここを制すれば婚活を制する!と言っても過言ではないのでは?

そして婚活以外でも使えます。なんでも人間関係って大事ですものね。

 

D.話題の提供

「話題なんてなくても普通に会話していればそのうち話せるんじゃないの?」

「沈黙は金って言うし、むしろ黙っていた方がいいでしょ」

「初対面の人と話すことなんて思いつかないよ」

 

はいはいはい、よくわかりますよ。

上記全部私が思っていたことですから笑

ではひとつずつ見ていきます。

 

・「話題なんてなくても、普通に会話していればそのうち話せるんじゃないの?」

→職場の同僚や学生ならそれでいいです。定期的に会いますからね。

 しかし婚活において、1度会えた人が次も会えるとは限りません。

 まず初回のお見合いに行くのもハードルが高い!

 そして2回目のお見合いまでもハードルが高い!!

 そんな中、悠長に「そのうち」なんて言っていたら結婚が遠ざかる一方です!!!

 いつ話すの!今でしょ!!(by林先生)

 

「沈黙は金って言うし、むしろ黙っていた方がいいでしょ」

→では質問させて下さい。

 ずーっと黙っている人間に、次も会いたいと思いますか?

 Yesであれば、黙っていてもいいと思います。

 そのスタイルを貫き通して下さい。

 

・「初対面の人と話すことなんて思いつかないよ」

→わかるー!初対面の人と会うだけで緊張するよね!!

 ……なんて言いませんよ。緊張するのはみんな一緒です。

 そして初対面の人と話すことが思いつかない、なんて言っていた昔の私!!!

 今10年前に戻って言いたい。

 「そんなことだからあんたは結婚できないんだよーーー!!!!!」

 

 思いつかないなら、事前に準備しておくことが大事です。

 お見合いで会うなら、お相手のプロフィールがお手元にあると思います。

 

 ありますね?では質問です。

 「年齢、血液型、出身地、出身校、家族構成、仕事内容、保持資格、趣味特技。

 プロフィールを見ないで言えますか???」

 

 言えた人、おめでとうございます!!!あとはその内容を引き出して話すだけです。

 言えなかった人、さっきなんて言いましたか?

 「初対面の人と話すことなんて思いつかないよ」

 思いつく、つかないの前に、まずはお相手のプロフィールを暗記して下さい。

 義務教育を終えているならできます。

 

 暗記しましたね?

 

 では、話すことネタを作りましょう。

 

①年齢

→自分と何歳差か。同じ年齢なら同級生ですね!と言えますね。

 当時流行していた歌や芸能人、ドラマや漫画映画等のメディアを話題に挙げられます。

 同じ年齢ではない場合、身近にいるお相手と同じ年齢の人がいるはずです。

 ご兄弟姉妹でもいい、趣味のお友達でもいい、会社の先輩後輩でもいい、学校の先輩後輩でもいい。誰かしら繋がりのある人と話した内容を引っ張ってきて下さい。

 その年代で話題になっていること、もしくはこんなこと言ってた、等引き合いに出すのもいいです。

 ただ注意点があります。兄弟姉妹以外は、絶対に同性にして下さい。

 あなたが男性なら、男性の友人の話。あなたが女性なら、女性の友人の話。

 けして異性の友人の話はしないように。

 「友人って言ってるけど、彼氏(彼女)じゃないの?」と勘ぐられます。(体験談)

 

②血液型

 ここで挙げておいて何ですが、あまり話題にしない方が無難です。

 特にB型の人は血液型の話題に辟易している可能性があります。

 同じ血液型なら話題にしてもいい、くらいでしょう。

 

③出身地、出身校

 出身地または出身校のある場所に旅行したことがある、または訪れたことがあればラッキーです!

 その時の話をして下さい。

 ただ、「どうしてその学校に行こうと思ったのか?」はNG。

 ご本人が話した場合はいいですが、第一志望に落ちた等であればつらいですからね。

 

④家族構成

 ご両親よりはご兄弟姉妹に話を向けた方がうまくいく可能性があります。

 とてもご兄弟姉妹仲の良いお相手でしたら、勝手に喋ってくれたりします。

 

⑤仕事内容、保持資格

 こちらはお相手の得意分野です。

 是非詳細を聞いて、たくさん喋って頂きましょう。

 しかし「休みの日まで仕事の話はしたくない」という場合もあります。

 お相手の反応を見て、どこまで深堀りするかを決めて下さい。

 

⑥趣味特技

 お相手と一緒の趣味特技がある!おめでとうございます!!

 その内容で延々と喋れますね!!!

 まあそんなことはなかなかないです笑

 なので、共通点を探りましょう。

 たとえば、自分の趣味:読書 お相手の趣味:映画鑑賞

 映画化された話題作の話をしましょう。

 

 まったく共通点が思い浮かばない場合は、質問しまくりましょう。

 たとえば、お相手の趣味:魚釣り

 魚釣りをまったく知らない場合、質問をたくさん考えていきます。

「海釣りですか?」「どれくらいの頻度で釣りされるんですか?」「どのあたりで釣りをされるんですか?」「冬は寒くないですか?」「たくさん釣れます?」「何が釣れます?」「ご自分でさばくんですか?」「釣り仲間とかいるんですか?」などなど。

 話している中で、知っている項目が出てくることもあります。

 「◯◯湾のあたり、最近通りました!」とか「◯◯が釣れるんですか!おいしいですよね!先日お寿司を食べに行って〜」などです。

 

D.話題の提供につき、プロフィールから読み取れる内容につきお話ししました。

何かご参考になりましたら幸いです。

 

次回、

D.話題の提供の続きと

E.相手を肯定する言葉や態度について、書いていきます。

【準備】見た目をもうちょっとなんとかしよう

こんにちは、さと子です。

 

お見合い2回目もうまくいかず、ちょっぴり落ち込みます。

世の中、最初のお見合いで結婚できた!とかいう話も多いのに、

なんで私はうまくいかないんだー!とか思いました。

まだまだ2回目なのに。(この時は70回もお見合いするとは思ってもいませんでした)

 

前回の反省

①初対面の相手の印象を口にしない、顔に出さない。

ふと思ってしまっても「◯◯に見えるけどいい人かも」とプラスの印象に変換する。

 

②お見合い中は目の前のお相手に集中する。

 

③会話はお相手の方が話しやすいように、なるべく頑張る。

 

この中で難易度高いの、個人的には③でした。

なるべく頑張るって、何を頑張ったらいいの……???

 

ない頭を振り絞って考えました。

「話しやすい」と思える人になるには?

 

A.明るい

B.いつも笑顔

C.やさしい、受け入れてくれる雰囲気

D.話題の提供

E.相手を肯定する言葉や態度

 

5つ出てきました。ここで私は「あれ?」と思います。

「上3つって、要するに外見(雰囲気含む)じゃない?」

 

北川景子にはなれないから無理!

と、一瞬思いました笑

 

なんでもそうなんですけど、「無理」って簡単ですよね。

「無理」って決めて、目を背けてしまえばいいんですもん。

でも、そうしたら最後、そこからは何も変わりません。

 

諦めたらそこで試合終了ですよ。(byスラムダンク)

 

では、順番に見ていきます。

 

A.明るい

B.いつも笑顔

C.やさしい、受け入れてくれる雰囲気

 

B.は、口角を上げるトレーニングをしました。

こんな感じです。週1〜2回でいいので、週末などにやっておりました。

www.youtube.com

A.とC.はB.の笑顔も含まれますが、+αとして、以下のことを心がけました。

 

・聞き取りやすい声で、はっきり、ゆっくり喋る。

 

私は自称コミュ障なので、小さくボソボソ喋ってしまいがちです。

ですが、お見合いで初めて会う場所はホテルのラウンジ。

だいたいガヤガヤ騒がしいです。

こちらの言っていることが聞こえやすいよう、

大きめの声ではっきり、ゆっくり喋ることを心がけました。

 

・自分にあった色、形の服を選ぶ

 

地味に大事だと思います。

色はブルベイエベ、春夏秋冬。

体型はストレート、ウェーブ、ナチュラルと分けられます。

自分がどれに当てはまり、似合う服を着るのは第一印象において重要です。

 

「カラー診断受けなきゃいけないの??」

「骨格診断が必要ってこと??」

 

お金があるなら、プロに見て頂いた方がいいと思います。

私は自分で探しました。代わりに時間と手間が膨大にかかりましたが笑

 

自分で診断する方法は、以下の2つです。

・お店に行って片っ端から試着する。

・感想をはっきり言ってくれる人物を連れて行く。

 

「試着するのはいいけど、どこのブランドで買ったらいいの??」

これ、私は散々悩みました。そして失敗しまくりました。

私と同じ体型(170センチオーバー60kg)の方が、お見合い用の服をご購入になるなら、個人的には一択です。

 

STRAWBERRY FIELDSでどうぞ!!

strawberry-f.jp

 

お高いですが、お見合い服なので1〜2着あればまずはOKです。

しかしお高いだけあって、身体のラインがきれいに出ます。

ワンピースを下手なところで購入して「なんかズドーンとしてる…」となるくらいなら、ここでお気に入りの一着を購入した方が絶対にいいです!!

 

勿論、お気に入りのブランドがあって「ここの服が私には一番合っている!!」というのが判明しているのであれば、そちらでOKです。

 

これを着て行ったお見合いパーティ、無双できましたからね……私ごときでも。

服の力ってすごいです。

 

さて、では次回は以下について書いていきます。

D.話題の提供

E.相手を肯定する言葉や態度

 

何かお役に立てれば幸いです。

【お見合い後】一人反省会

こんにちは、さと子です。

 

寒いですね。

寒いと活動が停滞します。(していました)

 

前回、2回目のお見合いを終えて、既にお断りをしました。

 

毎回ではないんですが、お見合いの後には「何が悪かったんだろう」と考えるようになりました。

考えてもわからない場合もあるのですが、今回は「イヤだ」と思った理由が明確でした。

 

①初対面で「大きいね!」と言われたところ

②怪我のかさぶたに構って黙ってしまったところ

③インタビュー形式の話

 

いっこずつ深堀していきます。

 

①まず、初対面で容姿の話をして欲しくなかったです。

第一印象、いろいろ感想があるかと思います。

「写真と違う」とか「思ったより太い」とか「なんか老けてる」とか。

(全部経験談)

 

でも、それを目の前のお相手に言ったりはしません。

たとえプラスイメージでも、失礼にあたる可能性があるからです。

 

例:「写真より若く見えますね」

→これ嬉しいですか?私はイヤです。写真にダメ出しされた気がします。

 

なにより、身長170センチオーバーの人間にとって、

「大きいね」は言われ慣れてます!!!!

何かと言えば「大きいね」!!! 知ってるわー!!!

と、叫びたいくらい耳タコです。

 

②これは「それくらいで?」と言われるところですかね。

でも、目の前にお見合い相手がいるのに、ずーーーっと黙られてるの、気まずいです。

しかもかさぶたをカリカカリカリ。

何を考えておられるのか分からなくて、ちょっと気持ち悪い……と思いました。

 

③インタビュー形式の話、これも「それくらいで?」と言われるかもしれません。

「インタビューでも話ができるならいいじゃないか」と思われるかも。

でも、そうじゃないんですよ!

私がしたいのは「会話のキャッチボール」で「インタビュー」されたいわけではありません。

お互いを知るために会話をしているのに、インタビューばかりされ、こちらからの質問も流されて、疲れました。

会話なら、ここからどんどん広げていけるかもしれないのになあ……。

 

と、思い返して、自身の反省につなげます。

 

①初対面の相手の印象を口にしない、顔に出さない。

ふと思ってしまっても「◯◯に見えるけどいい人かも」とプラスの印象に変換する。

 

②お見合い中は目の前のお相手に集中する

 

③会話はお相手の方が話しやすいようになるべく頑張る。

 

なかなか難しいですが、今回の気づきは以上でした。

まあそんなに冷静になれるわけもなく、また一人でビールをあおったんですけどね笑

【お見合い】怒ってしまった

こんにちは、さと子です。

 

Bさんと2回目のお見合いをするため、広島に向かいます。

 

広島好きです。

お好み焼きも牡蠣もおいしい。厳島神社も素敵。

 

広島駅に到着し、Bさんと合流します。

 

お見合いも2回目とあり、休日スタイルというかラフな格好。

夏だったので、私も普段のお出かけ服にアクセサリーをプラス程度でした。

 

Bさん、昨日遅くまでお仕事だったそうです。

とても眠そう。それは仕方ないです。

 

厳島神社にご一緒することに。

天気も良くて、人もそこまでいなくて、楽しかったです。

厳島神社は。

 

色々話していたと思いますが、覚えているのはこの2つ。

 

ひとつめ。

 

一緒に電車に乗って移動していた時、Bさんの腕が目に入りました。

すりむいています。

 

私「Bさん、お怪我されたんですか?」

Bさん「え?」

 

Bさんも気づいていなかったみたいです。

腕を見て、傷を確認しだしました。

 

私「絆創膏ありますよ、使います?(靴ズレ用に持ってきていた)」

Bさん「……」

 

黙ってしまわれました。

ずーーーーっとご自分の傷を見て、かさぶたになっているところをカリカカリカリ。

 

私「あの……絆創膏」

Bさん「……(カリカカリカリ)」

私「……」

 

何この人、と正直思いました。

知らない間に傷ができていることはよくある。私もあります。

でも、そんなに集中すること??

お見合い中なのに???

 

結局電車の中で、Bさんは黙ってカリカリし続けていました。

 

ふたつめ。

厳島神社を回り終え、お昼ごはんをご一緒していた時です。

 

Bさん「さと子さんは、決断早いほう?」

私「どうでしょう、せっかちだから早いかもしれません」

 

その後、普通の会話なら

「せっかちって?」とか「たとえばどんな時?」とか追加で質問されるかと思います。

しかし、この話はこれで終了。

 

Bさん「食べ物の好き嫌いは多い?」

私「なんでも食べますよ。ゲテものはイヤかもしれませんけど」

この話もこれで終了。

 

Bさん「友達は男女どっちが多い?」

私「圧倒的に女友達ですね。Bさんは?」

Bさん「僕もかな。意見は、はっきり言うほう?」

私「……そうですね」

Bさん「家族仲はいいの?」

私「……ほどほどです」

Bさん「浪費家? 節約家?」

私「…………はぁ」

 

最後にはため息が出てしまいました。

就職の面接でしょうか???

なんでこんなに一方的にインタビューされてるの???

会話ってこういうものじゃないでしょう???

 

ずっと素直に回答してきた私のイライラはピークになり、

とうとう言ってしまいました。

 

私「すみません、ぶしつけだと思いませんか?」

Bさん「えっ???」

 

Bさん、何のことだかわからない、というお顔です。

 

私「私、面接受けに来たんじゃないんですよ。一方的に質問責めにして、何のつもりですか?」

Bさん「えっ、えっ???」

私「そんな話ばかりされるなら、帰ります」

 

私の分のお代を置き、お店を出ます。

広島駅まで戻り、新幹線に飛び乗りました。

 

席に座った直後、携帯が鳴ります。

Bさんからメッセージがありました。

 

「昨日は夜遅くまで仕事で、頭がぼーっとしていました。すみませんでした」

 

それを見た瞬間、私は携帯の電源を切りました。

 

そして、新幹線を降りたところで仲人さんに電話をかけ、

お断りの連絡をしたのでした。

【お見合い】正直なだけ?

こんにちは、さと子です。

 

写真も新しく撮影して、心機一転!

よし、お見合いをしよう!!

 

というほど前向きだったわけではないですが、気を取り直してIBJのサイトを見ます。

 

お申し込みした方から、返事は届いているかな??

他の方からお申し込みはあるだろうか??

 

期待する時ほど何もないんですよね……。

 

何件かプロフィールを見て、お見合いのお申し込みをします。

どなたかはお会いしてくださるといいな、と思って。

 

そしてサイトから離れた時、仲人さんから電話がかかってきました。

 

仲人さん「サイトに載せていないんだけど、広島の方からお申し込みがありました。どうします〜?」

 

(時々、仲人さん同士でのやり取りでプロフィール交換会が行われ、サイトに載っていないお方とお会いすることがありました)

 

広島?

え、新幹線の距離ですか??

遠い……けど、距離を理由に会わないというのも、もったいない気がする。

 

私「プロフィールを見たいので、まずは送って下さい」

 

メールアドレスに添付されているプロフィールを閲覧。

 

年齢は29歳。当時の私より3歳上です。

広島で公務員をされている。お顔もイヤじゃない。

じゃあ、お会いしてみるかと思いました。

 

お申し込みを頂いたので、こちらに来て頂けるとのこと。

遠いところを申し訳ないなあと思いながら、出かけます。

 

新幹線でいらっしゃるとのことなので、改札口まで迎えに行くことにしました。

 

土曜日の午後、新幹線の改札口はとても人が多かったですが、きょろきょろと辺りを見回されていたので、すぐわかりました。

 

私「Bさんですか?」

Bさん「あ、はい。さと子さん?」

私「はい、遠い所をありがとうございます。今日はよろしくお願い致します」

 

そう挨拶をした瞬間、Bさんは笑いながら仰いました。

 

Bさん「大きいですね!」

私「!?」

 

驚いて固まってしまいました。

小さくはないです、確かに。

私は背も170センチ超えですし、体重も60キロ超え。

Aさんは168センチとプロフィールにありましたし、すらっと細い。

私の方が、まあ、大きい……ですよね。それは事実です。

 

私「あ、はい……あはは」

 

やっとのことで声を絞り出して、苦笑いを返しました。

 

場所を移動して、ホテルのラウンジでお茶を飲みます。

前回の反省を生かして、先に予約しておきましたので、すぐに席に通されました。

 

普通に会話が続いていきます。

目の前のお相手と話しながら、私は頭の片隅で別のことを考えていました。

 

さっきの「大きいですね!」の意図は何なんだろう?

褒め言葉? 悪口? それとも、ただの感想??

感想にしても、初対面の人間に言うことだろうか?

 

「大きいですね!」の意図を訊けるわけもなく、

その日は1時間ほどお茶を飲んで解散。

新幹線で来て頂いたので、お茶代は私が支払いました。

 

帰宅してすぐ、仲人さんから電話が。

仲人さん「今日はお疲れ様でした。お相手はまたお会いしたいとのことですよ〜」

私「そうですか……」

仲人さん「どうしますか〜?」

 

まだ胸がモヤモヤしています。

決定的にイヤというわけではないのですが、

どうしてもあの「大きいですね!」が引っかかっていました。

 

思いきって、仲人さんにありのままを伝えました。

 

仲人さん「あら、そうなの〜。まあ、正直なだけじゃないですか?」

 

……そうかもしれない。

つい、ぽろっと感想が出てしまっただけかも。

 

私「じゃあ、次もお会いしてみます」

仲人さん「わかりました〜じゃあ連絡先をお渡ししますね。お相手からご連絡があるはずなので、お待ち下さい〜」

 

2回目以降お会いするのは、仮交際と呼ぶそうです。

 

次回、Bさんと会うために広島へ向かいます。

お見合い写真の修正について

こんにちは、さと子です。

 

お見合い写真、なるべく奇跡の1枚を選びたい!!

でも、結局本当の美人には敵わない。

 

そりゃそうです。私ごとき、綾瀬はるかにはどうしたって惨敗です。

それなら、修正して綾瀬はるか並の写真にする手、確かにあります。

 

ありますが、

私は写真の修正は、しない方がいい派です。

 

「まず写真の見た目がキレイじゃないと会って貰えないじゃないか!!!」

「素顔で綾瀬はるかに勝てというのか!?」

 

そういうわけではありませんし、お気持ちはよくわかります。

かく言う私も、見た目には全く自信がなかったです。今もないです。

 

けれど、逆の立場になって考えてみました。

「もしお相手が写真と別人の方だったら、その人と結婚したいと思うか?」

 

お見合いって、会って終わりじゃないです。

勿論、会って終わりにすることもできますが、目的は結婚すること。

お会いして、お話しして、その後も何回かお会いして、将来を共にしていく。

 

それなのに、最初から見た目が別人レベルの人と、話したり何回も会ったりしたいか?

 

私の答えはNOでした。

だから、私の外見でも会っていいよと思う人と会うことにしたのです。

 

そして、実際お会いしました。写真と見た目が別人レベルの男性。

 

28歳頃でしょうか。

お写真、とても爽やかでした。ジャニーズの稲垣さん(仮)を思わせる容貌。

でも、実際お会いしてびっくり。

某お笑い芸人の田中さん(仮)が、待ち合わせ場所にいらっしゃいました。

 

某お笑い芸人の田中さん(仮)もイケメンだと思います。

でも、お相手をひとめ見て、私はこう思いました。

「帰りたい」

 

結局、私のやる気のなさが伝わったのか、お見合いは30分ほどで切り上げられました。

 

どんなお見合いでもにこやかに、嬉しそうに。理想はそうです。

でも、多分、お相手と話している30分の間、私の表情は沈んでいたと思います。

会話も、盛り上げようという気も起きませんでした。

お写真とのあまりの落差に、気持ちが最後まで切り替わらなかったことを覚えています。

騙された、裏切られたという気持ちでいっぱいでした。

 

実は同じようなエピソード、夫にもあります。

 

写真では某女優のようだったのに、いざお会いしたらお笑い芸人のゆりやん(仮)さんだったとのこと。

非常にショックを受けたとのことですが、夫はそれが初回のお見合いだったらしく、

「お見合いってこんなものなのかな」

という気持ちでなんとか平静を保ったということです。

 

そのためか夫は、後に私と初めて会ったお見合いの時にこう思ったそうです。

「写真と同じだ!」

修正してなくて良かったなあと、これを聞いた時に思ったのでした。

 

でも、修正するかしないかは、その人次第です。

どの程度修正するかも、その人次第です。

 

自分の顔に自信がある方は、そんなにいないと思います。

それでも、私の顔が好きと言ってくれる人はいました。

 

きっとどなたにも、いらっしゃると信じています。

お見合い写真撮影の思い出

こんにちは、さと子です。

 

こちらの写真スタジオでお見合い写真を取り直しました。

www.studioselfit.com

 

写真スタジオで写真を撮るのなんて……成人式ぶりでしょうか。

ドキドキしながら入店です。

 

店長さん「いらっしゃいませ〜」

私「予約した、さと子です」

店長さん「お待ちしておりました、こちらへどうぞ!」

 

店長さん、明るい。まぶしい。笑顔がはじけている。イケメン。

スタジオのキラキラ感と店長さん始めスタッフ皆様のまぶしさに、気圧されました。

 

事前にお見合い写真を撮る、ということはお伝えしていたので、

ヘアメイク→写真撮影→データ確認→奇跡の1枚を選択

という流れで進んでいきます。

 

まずヘアメイク。

店長さん自らヘアセットとメイクを施してくれました。

 

店長さん「さと子さん、こちらへどうぞ」

美容院みたいな大きい鏡の前に座らせて頂きます。

 

店長さん「今日はお見合い用のお写真ですね」

私「はい……」

 

なんでお見合いしようと思ったのか、とか。

今までどんな人とお見合いしてきたのか、とか。

訊かれたらどうしようかなと思っていました。

 

初回お見合いでくじけたため、

あんまり話して愉快になる話題じゃないので……。

 

店長「めっちゃかわいくしちゃいましょう!!! 任せて下さい!!!」

 

大きな鏡越しに見える店長さんの笑顔、キラッキラ。

 

店長さん「まあ元がかわいいから、そんなにやることないですけどね笑」

私「お世辞はいいです笑」

店長さん「お世辞じゃないですよ! 僕が独身だったら結婚して欲しいですもん!!」

 

お世辞です。営業トークです。ちゃんと理解しております。

それでも、すごく嬉しかったことを覚えています。

 

お世辞でもなんでも、「かわいい」と言ってくれて、嬉しかった。

我ながらチョロいです。

でも、べこべこにへこんだ心が、ふっと軽くなりました。

 

実は、こちらには2回お世話になることになります。

初回の撮影と、2回目は「この人と結婚する!!」と思っていたのにフラれた時。

 

すっごい泣きました。

仕事している間も泣けてきて、お手洗いにこもって泣きました。

ショックすぎて、生理まで止まりました。

 

気が済むまで毎日泣いた後、ふと思い浮かぶものがあります。

写真を撮り直そう。

店長さんに聞いてもらおう。

 

全部話しました。

お見合いを頑張ったのに、うまくいかなかった。

私は結婚するつもりでいたのに、断られた。

理由は、海外への赴任の話が来るかもしれないから。

まだ決まってもいないし、打診すらされていないのに。

 

おそらくそれは口実で、お相手の方は私と結婚なんかしたくなかったんでしょう。

私ばっかり先走ってたんだと思います。

 

お見合いで出会って、3ヶ月以上経過していました。

その間に私、彼のためにデートプランを考えたり、

仕事でいつも遅いからっておかずやデザートを作って持って行ったり、自分のできる範囲で頑張りました。

(今思うと重いかも……)

 

海外に赴任しても、共働きが希望なら日本に残って働くって言いました。

でも、彼はとうとう最後まで首を縦に振りませんでした。

 

お見合いで3ヶ月以上お付き合いをすればほぼ成婚と見なされます。

(このあたりのルールは仲人さんによって違うようでしたが)

 

でも、20代の貴重な3ヶ月です。

結婚する気がないならないで、もっと早くに断って欲しかった。

 

店長さん、うんうんってずっと聞いてくれました。

勿論ヘアメイクをしながら。

 

店長さん「ねえ、さと子さん。月並みな励ましかもしれないけど、聞いてくれますか?」

私「はい」

店長さん「すごく頑張ったんですね、彼のために。

結婚したいからじゃなくて、彼と幸せになりたいから、彼に幸せになって欲しいから、頑張ったんですよね。

さと子さんすごくえらいし、めっちゃいい子ですよ。なかなかできることじゃないです。尊敬します。

そんな見る目のない男なんて、さっさと忘れちゃいましょう! 今すぐは無理かもしれないけれど、人間忘れることできますから!!

そんで、絶対そいつよりずっとずっといい男性と結婚できます! 僕に保証されても信用できないかもしれないけど、でも保証します!!!」

 

ヘアメイク中に泣きました。

店長さん「わー泣かないで! お化粧落ちちゃう!」

私「ごべんなざいいいぃぃ……」

 

泣いた所為で、写真はちょっと目尻が赤くなりました。

 

前回書いたとおり、こちらの写真スタジオさんにお礼の電話をしました。

残念ながら店長さんはもうこちらを辞めていらっしゃったようですが、

今のスタッフの方がすごく喜んでくれました。

 

スタッフ「さと子様、ご結婚おめでとうございます!! スタッフ全員に共有して、今後の活力にさせて頂きます!!!」

 

ほぼ10年前のお礼なんて逆に失礼かと思いましたが、そう言って頂けてよかったです。

 

店長さん、ありがとうございました。

保証して頂いたとおり、最高の男性と結婚できました。

直接お礼が言えなくてごめんなさい。

店長さんのお言葉に支えられて、お見合いをやり抜けました。

本当に本当にありがとうございました。

 

さて、次回。

写真の修正をするか、どうかについて。

私の意見を書こうと思います。