69回お見合いした私が70回目で結婚できた方法

結婚を決意→挫折しまくり→70回目のお見合いで結婚の経緯です

【お見合い】怒ってしまった

こんにちは、さと子です。

 

Bさんと2回目のお見合いをするため、広島に向かいます。

 

広島好きです。

お好み焼きも牡蠣もおいしい。厳島神社も素敵。

 

広島駅に到着し、Bさんと合流します。

 

お見合いも2回目とあり、休日スタイルというかラフな格好。

夏だったので、私も普段のお出かけ服にアクセサリーをプラス程度でした。

 

Bさん、昨日遅くまでお仕事だったそうです。

とても眠そう。それは仕方ないです。

 

厳島神社にご一緒することに。

天気も良くて、人もそこまでいなくて、楽しかったです。

厳島神社は。

 

色々話していたと思いますが、覚えているのはこの2つ。

 

ひとつめ。

 

一緒に電車に乗って移動していた時、Bさんの腕が目に入りました。

すりむいています。

 

私「Bさん、お怪我されたんですか?」

Bさん「え?」

 

Bさんも気づいていなかったみたいです。

腕を見て、傷を確認しだしました。

 

私「絆創膏ありますよ、使います?(靴ズレ用に持ってきていた)」

Bさん「……」

 

黙ってしまわれました。

ずーーーーっとご自分の傷を見て、かさぶたになっているところをカリカカリカリ。

 

私「あの……絆創膏」

Bさん「……(カリカカリカリ)」

私「……」

 

何この人、と正直思いました。

知らない間に傷ができていることはよくある。私もあります。

でも、そんなに集中すること??

お見合い中なのに???

 

結局電車の中で、Bさんは黙ってカリカリし続けていました。

 

ふたつめ。

厳島神社を回り終え、お昼ごはんをご一緒していた時です。

 

Bさん「さと子さんは、決断早いほう?」

私「どうでしょう、せっかちだから早いかもしれません」

 

その後、普通の会話なら

「せっかちって?」とか「たとえばどんな時?」とか追加で質問されるかと思います。

しかし、この話はこれで終了。

 

Bさん「食べ物の好き嫌いは多い?」

私「なんでも食べますよ。ゲテものはイヤかもしれませんけど」

この話もこれで終了。

 

Bさん「友達は男女どっちが多い?」

私「圧倒的に女友達ですね。Bさんは?」

Bさん「僕もかな。意見は、はっきり言うほう?」

私「……そうですね」

Bさん「家族仲はいいの?」

私「……ほどほどです」

Bさん「浪費家? 節約家?」

私「…………はぁ」

 

最後にはため息が出てしまいました。

就職の面接でしょうか???

なんでこんなに一方的にインタビューされてるの???

会話ってこういうものじゃないでしょう???

 

ずっと素直に回答してきた私のイライラはピークになり、

とうとう言ってしまいました。

 

私「すみません、ぶしつけだと思いませんか?」

Bさん「えっ???」

 

Bさん、何のことだかわからない、というお顔です。

 

私「私、面接受けに来たんじゃないんですよ。一方的に質問責めにして、何のつもりですか?」

Bさん「えっ、えっ???」

私「そんな話ばかりされるなら、帰ります」

 

私の分のお代を置き、お店を出ます。

広島駅まで戻り、新幹線に飛び乗りました。

 

席に座った直後、携帯が鳴ります。

Bさんからメッセージがありました。

 

「昨日は夜遅くまで仕事で、頭がぼーっとしていました。すみませんでした」

 

それを見た瞬間、私は携帯の電源を切りました。

 

そして、新幹線を降りたところで仲人さんに電話をかけ、

お断りの連絡をしたのでした。